健康

【わかりやすく解説】アスベストはなぜ危険なの?

スポンサーリンク

この記事はこんな方におすすめ!

  • アスベストってなに?という方
  • 危険と聞くけどなぜ危険なのか知らない方
  • アスベストによりどんな病気になるか知りたい方

 

すっとこ
アスベストが混入されていました というニュースをたまに聞きますが実際どれほど危険なのでしょうか?

 

危険性を知っておくことはとても大切ですね。今回はアスベストについて学んでいきましょう。
先輩

 

 

そもそもアスベストって?

アスベストの画像1

まず危険性について見ていくよりも前に、アスベストって何かご存知ですか?

よく名前は聞くけど実際なにのことか知らない という方もいるのではないでしょうか。

 

アスベストとは、別名を石綿という天然の鉱物繊維の総称のことです。

耐熱性絶縁性耐久性などがあり、比較的安価なため建築材料として昔から使用されていました。

その使い勝手の良さから「奇跡の鉱物」と言われてきました。

 

大きさは、種類により様々ですが0.02~0.35μm小さいのが特徴です。

髪の毛の断面が40μm~100μmなので、比較するととても小さいことが分かりますね。

 

また、とても軽いのも特徴の一つです。

そのため、空気中に一度広がると長時間浮いた状態になります。

 

すっとこ
奇跡の鉱物!そんな風に呼ばれていたんですね。

 

そうなんです。では、次にそのアスベストの危険性についてみてみましょう。
先輩

 

アスベストの危険性

アスベストの画像2

アスベストは、先ほども説明した通り小さく軽いという特徴があるので、人が吸い込みやすい物質です。

 

通常、生物由来繊維は、肺に入ってしまってもマクロファージという免疫細胞が分解します。

しかし、アスベストは生物由来繊維ではなく、鉱物繊維です。

そのため吸い込まれたアスベストは、一部吐き出されるものもありますが、マクロファージに分解されないため人の肺胞に溜まりやすいのです。

 

その結果アスベストが何年も体内で溜まり肺の線維化肺がん悪性中皮腫などの病気を引き起こすことがある というわけです。

症状はアスベストの種類により異なりますが、繊維が長いものほど体内から出ていきにくく溜まりやすいため、有毒性が強いと言われています。

 

すっとこ
鉱物由来だから体に溜まりやすいんですね!癌にもなるなんて怖いです。

 

危険な物質であることがわかりましたね。最後にアスベストの規制についてみていきましょう。
先輩

 

現在の規制状況

アスベストの画像3

 

現在の日本でのアスベスト規制は、次の通りになっています。

種類 項目 基準値 法律
製造、使用、輸入 アスベスト含有建材 アスベストが建材の0.1重量% 労働安全衛生法
空気中 作業環境の管理濃度 0.15本/cm3(150本/L) 労働安全衛生法
環境大気中 大気中のアスベスト濃度 10本/L 大気汚染防止法

 

このように様々な法律で、アスベストの使用や量は規制されています。

 

すっとこ
色んな法律で規制されているんですね!

 

それほど危険な物質である ということですね。

聞かれたら答えられるようにしておきましょう。

先輩

 

すっとこ
はい!しっかり復習しておきます!

 

今回のまとめ

  • アスベストは、天然の鉱物繊維の総称
  • 肺に溜まりやすく発がん性もある
  • 様々な法律で規制されるほど、危険な物質!

 

ブログランキング

\クリックして応援お願いします!/
にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

スポンサーリンク

  • この記事を書いた人

すっとこ

ファイナンシャルプランナー3級薬剤師、すっとこです。 投資や健康、日常で疑問に思ったことなどについて書いています。 Twitterも更新しているので是非フォローしてください!

-健康

© 2023 すっとこブログ Powered by AFFINGER5