この記事はこんな方におすすめ!
- どうやって投資信託を買えばいいかわからない方
- 証券口座をどこで作ればいいかわからない方
- 自分に向いてる証券会社がわからない方




有価証券、証券口座とは?
投資信託や株式、債券などのことを一般に有価証券と言います。
有価証券はそれ自体に財産的な価値があり、売買することによりその有価証券の持つ財産の権利を簡単に移す事ができるのが特徴です。
また有価証券の売買を行うためには、初めに証券口座という口座を用意する必要があります。
こちらは普段貯金などで使用している普通口座とは違い、有価証券の売買のために作らなければいけません。
証券口座は証券会社で作るのですが、証券会社には二種類ありそれぞれ総合証券とネット証券と呼ばれる証券会社があります。
総合証券とネット証券の違いは?
まず総合証券の特徴としては、実際の店舗で営業しており、注文はインターネットや電話のみでなく、対面での取引も行う事ができる点です。
また、一人一人に担当者が付くことも特徴の一つです。
一方、ネット証券は実際の店舗を持っておらず、問い合わせや注文はインターネットや電話のみで行うという事が特徴的な点です。



それぞれのメリット、デメリットについて解説
総合証券
総合証券で取引するメリット
総合証券では、先ほども書いたように一人一人に担当者がつきます。
これが一番のメリットで、何を購入していいかわからない場合にはアドバイスをもらう事ができたり、情報を自分で集めなくても教えてもらう事ができたりします。
また相談できる相手がいるため、銘柄を選びやすくなります。
総合証券で取引するデメリット
一番のデメリットとしては、手厚いサービスを受けられる代わりに手数料が高いという点が挙げられます。
その他にも取引は営業時間内に限られる、担当者と話している中で望まない商品の勧誘を受ける事があるなどが挙げられます。
ネット証券
ネット証券で取引するメリット
一番のメリットとして総合証券に比べて、手数料が安い事が挙げられます。
手数料が安いほど同じ金額の値上がりでもより利益を出す事ができます。
また取引がしやすく、時間や場所の制約を受けにくいという特徴があります。
ネット証券で取引するデメリット
買う銘柄を自分で決めなければいけない為、投資の情報を自分で集めないといけません。
また、全て自己責任になってしまいます。
どちらがあなたに向いている?
総合証券は、初めての投資で自分だけでは不安な方や、投資にかけられる時間があまりなくどれに投資するか手っ取り早く決めたい方におすすめです。
ネット証券は、自分で調べた情報で納得のいく投資をしたい方や手数料を安く済ませる事で利益を出しやすくしたい方、証券会社が営業している時間に取引する時間を取れず自由な時間に取引をしたい方におすすめです。
総合証券もネット証券も一長一短ですが、特徴は真逆なので自分に合っているほうで証券口座を開設して是非、有価証券を購入してみましょう。
もし、自分に合っているほうがわからないという方は、手数料の安い方が当然利益が出やすいのでネット証券で証券口座を作ってみてください。


今回のまとめ
- 手数料、取引時間、サービスの手厚さ、情報の得やすさなどの違いがある為、自分にあった方を選択する
- 手数料の安い方がいい、ある程度投資したい銘柄が決まっている、仕事の関係で自由な時間に取引したい方→ネット証券がおすすめ
- 一人での投資への不安がある、直接人に教えてもらいたい方→担当者がつく総合証券がおすすめ