この記事はこんな方におすすめ!
- FP3級を受けようとしている方
- どうやって勉強しようか迷っている方
- どれぐらい勉強すればいいか知りたい方



FPという資格については、こちらの記事で詳しく説明しています!
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FP試験の概要
さて、FPの勉強をしよう! と決めても試験のことは、あまり詳しく知らないのではないでしょうか。
そのため、まずはFPの試験について解説していきます。
FPの資格を取るためには、当然ですが試験に合格する必要があります。
3級から1級までありますが、今まで勉強したことない方やFPに関連する仕事をしたことない方は、3級しか受検資格がありません。
そのため、まずは3級を受検するようにしましょう。
試験は、年に3回行われ約2ヶ月前から申し込みができます。
また、3級の試験は学科試験と実技試験の2つからなり、両方合格できて初めてFP3級を合格したことになりますので、どちらも受かるように勉強しましょう!
3級の試験の合格基準点は、6割以上となっています。
ちなみに片方だけ受かった場合、次回は受からなかったもう一つのみ受験することも可能ですので安心して下さい。
試験時間は午前中に学科試験が2時間、午後から実技試験が1時間あります。
学科は、1時間を過ぎると途中退室することができます。
もし学科試験の出来に自信があるなら、早めに退出して実技試験の勉強をするのも選択肢の一つだと思います。



注意!どこで申し込みする?


実は、FPの試験は「一般社団法人金融財政事情研究会」と「日本FP協会」の2つの団体が実施しています。
しかし、金融財政事情研究会と日本FP協会のどちらが実施する検定でも合格すれば取得できる資格は同一です。
では、なぜ注意が必要なのでしょうか。
それは、実技試験の問題が違うからです。
私自身、申し込みの際に知らずに申し込みをしてしまいました。
金融財政事情研究会で受検する場合は、「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」を選択でき、日本FP協会で受検する場合は、「資産設計提案業務」を受けることになります。
難易度はそこまで変わらないと言われていますので、まだ勉強を始めていない方はどちらで受検しても問題ないと思います。
問題が変わるため、自分が申し込みした学科試験はどれか把握しておくようにしましょう。



勉強時間や方法は?
さて勉強時間ですが、色々なサイトを見てみるとFP3級に合格するための勉強時間は、50~100時間ほどと言われています。
そう言われていても、勉強を始めてみると そんな時間で合格できるか? と思うかもしれません。
FPをおすすめする記事にも書いた通り、FPの知識は大切ですが義務教育ではあまり習わない範囲になっています。
そのため、1冊の本といえど知らない知識ばかりになっています。
知らない知識を理解して頭に入れるのは、やはり大変で時間がかかります。
ただ、合格する という点のみで言えば、50時間ほどでも可能かもしれません。
何故なら、3級の問題の半分以上は、過去問とよく似た問題が出題されるからです。
なので過去問を数年分完全に覚えてしまうことで、合格率はグッと上がります。
また、プラスでその周辺の知識を覚えると、さらに合格率を上げることができます。
過去問を勉強するというのは、知識をつける上でも大切なことです。
傾向を掴んだり出題形式の確認をしたりするためにも、必ず全員が過去問は数年分解いておきましょう。
ここで注意しておきたい点が、知識をつけたい人にとっては、過去問を重点的にし過ぎるよりもテキストを読み込む方がより幅広い知識が身に付くということです。
テキストは、できれば2週以上見ておくようにしておきましょう。
過去問は大切ですが、自分の資格を取得する理由とも相談しながら、勉強を進めていくようにしましょう。



おすすめのテキストはこれだ!
次は、勉強すると決めたはいいけど、どのテキストを使えばいいかわからない という方におすすめのテキストを紹介します。
それはみんなが欲しかった!シリーズです。
このシリーズは、AmazonのFP参考書の売れ筋ランキング1位の参考書です。
こちらのシリーズは、私がFP3級を受検する際に実際に使用したテキストになります。
図や絵、表が多く、視覚的にもわかりやすくなっています。
また、章の前にどこを覚えた方がいいのか書いてあり、重点的に覚えておいた方がいいポイントがすぐにわかります。
また、もし自分での勉強がどうしても自信がないのであれば、スクールに入るのもおすすめです。
スクールに入るメリットとしては、
- 人に教えてもらうのでわかりやすい
- 効率的に勉強することが出来る
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どこでも勉強しやすい
などがあります。
ただ、FP3級の難易度からするとスクールまでは必要ないかもしれません。
ひとまず、テキストを購入してどうしても自分一人では合格できないと思えばスクールを利用するのもありかもしれません。


今回のまとめ
- 申し込みする団体によって、実技試験が違うので注意
- 試験は、過去問から多く出るので必ず勉強しておく
- 合格だけ目指すよりも、きちんと知識をつけるのがおすすめ
\\\\ FPを本気で勉強する人におすすめの参考書です ////