この記事はこんな方におすすめ!
- 宝くじでの一攫千金を夢をみている方
- お金を増やしたくて宝くじを買っている方
- 宝くじについて知りたい方




そもそも宝くじって?
宝くじとは、正式名称を「当選金付き証票」といい日本において当せん金付証票法に基づいて発行される富くじのことです。
富くじとは、抽選によってくじ購入者が賞金を得ることができ、くじ発行者がくじ代金での収入を得るという構造を持つくじの一種です。
宝くじを発行することができるのは、当せん金付証票法に定められた都道府県と指定都市、つまり地方自治体のみになっています。
収益は、販売元の公共事業の資金などに使用されます。


宝くじをおすすめしない3つの理由
還元率が悪い
一つ目のおすすめしない理由は、還元率の悪さです。
還元率とは、支払った賭け金に対して賞金として払い戻される額をパーセントで示したものです。
簡単に説明すると賭け金のうち何%が手元に戻ってくるかを示した値で、高いほど還元率が高く、お金が戻ってきやすいと言うことが出来ます。
ここで主要なギャンブルである競馬や競艇、パチンコやパチスロなどと一緒に宝くじの還元率を見て見ましょう。
還元率
競馬 | 70~80% |
競艇 | 75% |
パチンコ、パチスロ | 80~85% |
宝くじ | 46% |
表を見ても分かる通り宝くじの還元率は他のものよりかなり低いということがわかります。
還元されなかった分を控除率といい、元締めである胴元の取り分となります。
そのため、賭け金の50%以上は胴元に支払っていることになります。


当選確率が低い
二つ目のおすすめしない理由は、当選確率の低さです。
宝くじの当選確率を宝くじと聞いて真っ先にイメージする方も多いジャンボ宝くじについて見ていきましょう。
ジャンボ宝くじの1等当選確率は一般的に1000万分の1であると言われています。
年末ジャンボにもなると1等当選確率は2000万分の1にまで下がります。
この数値ではわかりにくいと思いますので、具体的な例を挙げてみると雷に当たる確率や交通事故で300回死ぬ確率と変わらないと言われています。


当選後の人生が悪くなることがある
最後のおすすめしない理由は、当選後の人生が悪くなることがあるということです。
高額当選者になると、今まで持ったことがないほどの大金が入ることになります。
そのせいで金銭感覚がおかしくなったり、お金を貸して欲しいと周りの人に言われ続け、その結果人間関係が壊れてしまうことがあります。
また、自分の能力を超えて急に大金が入るため、お金を失う恐怖で精神的にしんどくなるということも実際にあります。


宝くじを買わなかったお金はどうする?
一番のおすすめは、自己投資することです。
自己投資とは、自分の興味のあることや投資などを勉強するための本の購入や資格を取るためにお金を使用することです。
先ほども出てきたように能力を超えて大金を手に入れてしまうと精神的に不安定になってしまう恐れがあるため、自分の能力を上げ、自分への自信をつけることはとても大切なことです。
是非、宝くじを買うお金を自分の知識や能力の向上に使ってみましょう。


今回のまとめ
- 宝くじは、都道府県や地方自治体の財源になっている
- 3つの理由から、宝くじを一攫千金を夢見て購入することはおすすめしない
- 宝くじを買うぐらいなら、自己投資にお金を使う方がおすすめ