この記事はこんな方におすすめ!
- マスクについて知りたい方
- マスクの種類を知りたい方
- マスクの違いを知りたい方



マスクとは?
マスクってなに?
と聞かれて何かわからない方はいないでしょう。
改めて マスクとは、鼻や口を覆う不織布、ガーゼ製などの衛生用具の総称 のことです。
しかしマスクには、いくつか種類があります。
風邪や花粉症の時に使用するマスクと医療現場で使用されるマスクとでは、違うものである ということはなんとなく想像できるのではないでしょうか。
種類によって性能も違うので自分の使いたい用途によってマスクも変わってきます。
是非マスクについて知っておきましょう。

マスクの種類
家庭用マスク
こちらは普段使用するマスクのことです。
花粉対策や保湿などの目的で使用され、素材やサイズなども豊富です。
特徴としてフィルター性能と通気性のバランスがよく、長時間使用することができるという点が挙げられます。
医療用マスク
主に医療現場などで使用される感染防止用のマスクのことです。
用途としては、感染対策や手術などで用いられます。
医療用マスクには、サージカルマスクやN95などの種類があります。
産業用マスク
主に工場などで作業を行う際に防塵対策で使用されるマスクです。
産業用マスクは、工業用マスクや防塵マスクとも呼ばれます。
防塵という役割から、鼻や目だけでなく顔全体を覆うものが使用されます。


マスクの性能を表す3つの指標
マスクの性能を表す指標として、BFE、VFE、PFEの3つがあります。
それぞれについて見ていきましょう。
BFE
BFEとは、Bacterial Filtration Efficiencyの略でバクテリアろ過効率のことです。
バクテリアは細菌のことで、細菌ほどの大きさ(3μm)のものをどれほど防ぐことができるのかを調べた数値のことです。
VFE
VFEとは、Viral Filtration Efficiencyの略でウイルスろ過効率のことです。
Viralはウイルスのことで、生体ウイルスの大きさ(0.1μm~5μm)のものをどれほど防ぐことができるのかを調べた数値のことです。
PFE
PFEとは、Particle Filtration Efficiencyの略で微粒子ろ過効率のことです。
Particleは粒子のことで、粒子の大きさ(0.1μm)のものをどれほど防ぐことができるのかを調べた数値のことです。
これらの値は、大きいほどその大きさを防ぐのに優れている と言えます。
またこの値を見ると、どの大きさを防ぐことができるマスクなのか分かります。
例えばインフルエンザなどのウイルスを防ぎたい時には、BFEが高いマスクではなくVFEが高いマスクが必要 ということです。
市販のマスクでもパッケージに、この値が書かれているものがありますので用途にあったマスクを購入するようにしましょう。


今回のまとめ
- マスクの種類によって性能が違う
- マスクの性能を決めるのはBFE、VFE、PFEの3つ
- 用途にあったマスクを使う必要がある