この記事はこんな方におすすめ!
- どのネット証券がいいか知りたい方
- ネット証券の特徴を知りたい方
- 複数の証券口座を作るメリット、デメリットを知りたい方



おすすめのネット証券は?
ネット証券と一言に言ってもかなりたくさんの種類があります。
その中で特に人気があるのが、楽天証券とSBI証券の2つです。
理由としては、手数料が安い、ポイントが貯まる、取引商品の数が多いなどが挙げられます。
また、この二つのネット証券は口座数が多い、預かり資産が多いなどの特徴もあります。
口座数が多いということは利用している人が多く、預かり資産が多いということはそのネット証券に多く資産が預けられているということがわかります。


それぞれの特徴は?
楽天証券
楽天証券は、他の楽天サービスと連動することができ、もらえるポイント倍率が上がります。
また、楽天銀行と連携することで優遇金利が年利0.1%に上がります。
メガバンクが年利0.001%なので、楽天証券と楽天銀行を連携させるだけで100倍の年利がもらうことをできます。
さらに、楽天ポイントで投資をすることができ、投資信託や積立NISAで楽天クレジット決済が使用できます。
投資信託の買い付け金額が無料というのも特徴です。
SBI証券
SBI証券は、1日の合計取引額が50万円以上の場合、手数料が楽天証券より安くなります。
また、こちらはTポイントで投資信託に投資ができます。
さらに、IPO取扱い数がダントツで多いのも特徴です。
ちなみに、1回の注文取引に対する手数料は楽天証券、SBI証券ともに同じ金額です。
IPOとは日本語で「新規公開株」といい、新規で上場した企業が株を売り出して、誰でも取引ができるようにすることです。



日本株を少額投資するなら?
日本株を少額投資するならSBIネオモバイル証券がおすすめです。
日本株は基本的に売買単位は100株単位になっており、100株を1セットとして何セット売買するのかを決めます。
そのため仮に株価が1株2000円だとすると、その企業の株を1セット買うためには2000円×100株、つまり20万円が必要ということになります。
そこに手数料などがかかりますので実際には20万円以上かかってしまいます。
しかし、毎回大きな金額での投資ではなく少額で投資したい時もあるかと思います。
その際に便利なのがSBIネオモバイル証券です。
SBIネオモバイル証券は1株ごとの取引ができるので、他のネット証券よりも日本株を手軽に購入することができます。
また、IPOも1株から購入することができます。
さらに、スマートフォンでの取引が可能で、株の購入の際はSBI証券と同じくTポイントでの投資が可能です。
ここで注意しておきたいのが、月間の合計取引額に応じて利用料がかかるという点です。
例えば、月間の合計取引額が50万円以内であれば月額220円の手数料がかかります。
月額さえ払えば、何度取引しても売買手数料はかかりません。
また、期間限定のTポイントが毎月200ポイントつくので月間の合計取引額が50万円以内であれば、実質消費税分の料金だけで取引し放題になります。


複数の証券口座を作るメリット、デメリットは?
複数の証券口座を作るメリット
口座を複数使うことで、自分が一番使いやすいサービスを探すことができます。
また、使用している一つのサービスがシステムトラブルなどが起き、取引できない状況になっても複数口座を持っていると他のサービスで取引することができます。
さらに、サービスごとにIPOの申し込みができるため、複数口座を持つことでIPOの当選確率が上がります。
IPOを狙うのであれば、複数のサービスで申し込むのが必須です。
複数の証券口座を作るデメリット
口座が複数あるとその分管理、把握が面倒になります。
どこにどれだけ金額を入れているかわからなくなる可能性もあるため注意しましょう。
また、税金を払い過ぎてしまうことがあります。
損失が出ている口座と利益が出ている口座がある場合、両方の口座を合わした損益が0円でも、利益が出ている口座は利益分の税金を引かれてしまいます。そのため、税金を払い過ぎないように確定申告が必要になることがあります。


今回のまとめ
- 楽天の他のサービスを利用している方→楽天証券
- 1日に50万以上の投資を行う、IPO投資もしていきたい方→SBI証券
- スマートフォンで取引や日本株で少額取引をしたい方→SBIネオモバイル証券
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複数の証券口座を持つのも選択肢の一つ!